家庭ですぐにできる子供への防犯訓練の方法!危機管理とは

まずは、当サイトを御覧いただきありがとうございます。
児童が被害者となる事件を見るととても辛い気持ちになります。被害に会わない為に家庭でもできる防犯対策はされていますか?
学校や地域でも危機管理はしていますがすべてを見れるわけではありません、本人が気をつけることが最大の危機管理とも言えます。

今回のテーマ
◯学校地域の危機管理
◯家庭でできる防犯訓練
◯家庭でできる防犯対策


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◯学校地域の危機管理

防犯訓練の前にみなさんは「子ども安全プロジェクト」をご存知だろうか?
10年以上前から文部科学省が取り組んでいるプロジェクトであり現在も行われている。内容は学校内での安全(例.不審者侵入による対応)、学校給食の安全、登下校での安全対策といったように色々な視点から子供の安全を守ろうと国の予算で行っている。

学校安心推進事業(過去の年度予算)

(1)通学路安全推進事業(約5000万円)
通学路の安全を確保するため、通学路安全対策アドバイザーを派遣し、専門的な
見地からの必要な指導・助言の下、学校、教育委員会、関係機関等の連携による通
学路の合同点検や安全対策の検討を行う。また、新たに通学路安全対策アドバイザ
ーの協力の下、交通安全教育を実施する。

(2)学校安全教室の推進(3900万円)
交通安全教室や防犯教室の講師となる教職員等に対する講習会や、教職員等に対
する心肺蘇生法講習会を実施するとともに、最近の学校における事件等の対策を徹
底するため、防犯教室の取組を拡充する。

(3)学校事故対応に関する調査研究(1100万円)
学校や教育委員会等における事件・事故の適切な対応を図るため、これまで発生
した事件・事故における学校等の対応について調査するとともに、今後留意すべき
対応策について取りまとめ、教育委員会等に周知する。

これは数年前の予算になるが合計約1億円にもなる予算を投じて推進してはいるが、いじめや犯罪、事故は無くならないのが現状であり、いかに自己防衛が大切なのかを理解していただけることと思います。

※決して国の事業を否定しているわけではありません。国の事業が無ければもっと増えていることでしょう。
※子供安心プロジェクト事業はこれだけではなく様々な事業を行っております。

◯家庭でできる防犯訓練

みなさんは「イカのおすし」をご存知ですか? これは北海道の室蘭警察の生活安全課で教えている防犯対策の合言葉のような物です。

イカ 行かない 知らない人に付いて行かない
危険な場所に行かない
乗らない 知らない車に乗らない
知らない人の誘いに乗らない
大声を出す 危険な時は大声を出す
怖い時は大声を出す
直ぐ逃げる 人のいるところに逃げる
家や店に逃げる
知らせる 周りに知らせる

頭文字をとって「イカのおすし」となっています。 これを教えましょうという訳では無いのですが、皆さんもご家庭で同じようなことは教えていると思います。
ですがどこまで教えていますか?

我が家でも約束は?と子供に聞くとこの3つくらいをすらすら言いますね
・知らない人にはついていかない
・何かあったら大声で叫ぶ
・すぐ逃げる
あまり多くのこと言って混乱させても逆効果なので年齢や地域環境に合わせて覚えられる範囲で覚えてもらいましょう。

ここまでは普通に考えれば思いつく事だと思うのですが、この中で大声で叫ぶとありますがなんて叫びますか??

「ギャー」「わぁ~」って子供は遊んでいる時も騒いで叫んでいることもありますよね?
大声自体犯人は嫌いますが、できれば誰かが気づいて窓の外を見てくれたり、外に出てきてくれる方が良いですよね。

なので「助けてー」と叫ぶのもいいですよね
他には「火事だー」と叫んでも出てきてくれる可能性は高いですね。
ということでなんて叫ぶのかも決めて、実際に叫ぶ訓練もしてみて下さい。

小学生にアンケートを取った結果、怖い体験をして動けなかった、叫べなかったという子供は少なく無いようです。
そういった場合は防犯ブザーを持っていると対策になります。
持たせるようであれば防犯ブザーの使い方もしっかり教えましょう。

防犯ブザーの選び方の記事もありますのでよろしければ御覧ください。
防犯ブザー選び方
※この記事の最後にもリンク貼っておきます

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◯家庭でできる防犯対策

防犯訓練で子供に色々教えていますが実際に子供目線になったことありますか??
私の地域の小学校では安全マップという物を子どもたちが子どもたちの目線で、安全と危険を判断して地域のマップを作る行事があります。

実際に子供と一緒に歩いて見て気付くことが多くあります。(逆に子供は気づかない事もあります)
大人の目線では見通しが良いところでも子供の目線では見通しが悪くなるような場所があります。塀や垣根は子供にとっては大きな壁になり、大人が隠れていても分からないこともあります。

実際にマップを作る必要はありませんが、通学路や良く遊ぶお友達の家までの道のりを一緒に歩いてみるというのは是非やってもらいたいです

そして、人通りの少ないところや壁や塀に囲まれた道を通るようであれば広い道見渡しの良い道や歩道が完備されている道路を親が選んであげる事も必要です。

子供は自分だけの近道を見つけて通る事もありますが、遠回りでも安全な道を選んで上げて下さい。

上記にも記載しましたが防犯ブザーやライト等をもたせるのであれば電池の点検は大人がちゃんとやってあげましょう。
電池は常に変えていては大変なのでパワーチェッカーで電池残量を見たりしています。

大して値段変わりませんが一応ダイソーでもパワーチェッカー売ってました^^

今回のまとめ

避難訓練もそうですが、子供の防犯訓練も反復して教えて覚えて行くものですができれば覚えて、身につくレベルにするのがベストですね 中々そこまで行くのは大変かも知れませんが、お風呂で覚えるのいいし、寝る前に覚えるのいいし、習慣化してあげるのは親の役目かなと思います。

どこまでやれば絶対というのはありませんので心配は残りますが、親として教えられることを教えて後は子供を信じ、地域や学校のサポートでより安全を手にできるのだと思います。

防犯ブザーの選び方はこちら

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