エアコン洗浄スプレーは効果ある?効果ない?故障の原因?真相は?

まずは、当サイトを御覧いただきありがとうございます。
エアコン洗浄スプレーで検索すると、効果ある、効果ない、故障するというように色々な記事が出てきます。では実際どうなの?賛否分かれる原因と真実を考えてみましょう。
昔のエアコンというと冷房専用で春から夏にかけて売られていた洗浄スプレーですが、冷暖房が主流になり、今ではホームセンターや家電量販店で1年中売られています。みなさんも一度はやられたことがあるのではないですか?今日はそんなお話です^^

今回のテーマ
◯洗浄スプレーの効果
◯洗浄スプレーの効果がある理由、ない理由
◯洗浄スプレーで故障する理由

スポンサーリンク

◯洗浄スプレーの効果

例えば、エアコンの清掃を業者に依頼した場合どんなことをするのか?
業者は、分解清掃を行います。
大きく分けて
1. カバー
2. フィルター
3. 熱交換器
4. ファン
5. ドレン
6. 吹出口
7. 電気回路

1.カバー

2.フィルター

3.熱交換器

6.吹出口

家庭でできる掃除というとカバー、フィルター、吹出口(見える範囲)、
ここは使用頻度にもよりますが2週に一回とか1ヶ月に一回行いましょう。

洗浄スプレーで掃除するのは熱交換器の部分です。
熱交換器はフィルターを外して見える金属部分です(画像参照)

業者がこの熱交換器を掃除する工程としては専用の薬剤を吹き付けて、汚れを浮かせてから高圧洗浄機で汚れを流します。

では市販の洗浄スプレーは?使われた事がある方ならわかりますが洗浄液を結構な圧で吹き付けて洗浄します。
業者が行う作業と似ていますね

天井に近い位置にエアコンがあるため、うまく洗浄液がかからない部分はあるかも知れませんが、そこそこ洗浄はできていると思います、その証拠に屋外のドレンパイプから汚れた洗浄液が流れてきますからね。

カバーの画像を見ていただくとわかりますが吸込口は上部にもありますので、こういった構造の場合は上部にも洗浄スプレーをする必要があります。

ということで業者が行う洗浄作業を部分的に実施しているということになりますので、洗浄出来ていないというわけではないということです。

スポンサーリンク

◯洗浄スプレーの効果がある理由と効果がない理由

1.洗浄スプレーの効果がある理由
上記にも記載しましたが部分的かも知れませんが実際に汚れは落ちているからです。
そしてこの清掃によって熱効率は良くなります。
もしも効果が無いのであれば、意味のない物をメーカーが作り、売っていることになりますね^^; 市販で売られている物は匂いの付いたものも売っており、匂い自体は長持ちしませんし、香料で多少ごまかされているのかも知れませんがやらないよりは良いと思います。

2.洗浄スプレーの効果がない理由
ここは難しい問題なのですが、汚れ具合や使用環境、洗浄に何を求めているかによります。

・汚れ具合
フィルターの掃除もしないで年に1回洗浄スプレーを使う場合、手入れせずにスプレーで解消!という都合の良いにはならないからです。
フィルターですべてのホコリが除去できるわけではありませんので、それが結露した熱交換器に付着していきます。

これが蓄積されていけばカビや詰まりの原因になり、洗浄スプレーでは落ちきれない汚れとなってしまいます。

・使用環境
ほこりっぽい部屋、タバコを吸う部屋、食事をする部屋、別で空気清浄機や除湿機をおいている部屋、と環境によって汚れ具合は様々です。
やはり、タバコを吸う部屋というのは壁や天井に匂いがつくように、エアコンにもにおいが付着しています。

エアコンは吸い込み口から熱交換器を通り、ファンによって吹出口から風がでます。
熱交換器がいくら綺麗になったからと言ってその先のファンの匂いは除去できていません。

なので環境が悪ければ意味がないわけでは無いが、洗浄した効果は薄いまたは感じない場合もあります。

・匂いを消したい
タバコやカビ臭さを消したい場合、その原因が熱交換器にあるのであれば改善は見込めるものの、もっと内部に原因がある場合は匂いの解消にはならないので、これも効果がないと思われてしまうのかも知れません。

この様にネット上で効果が無い、意味が無いと書かれている場合当然理由があってのことですので、自宅のエアコンがどういう環境で洗浄によってどうしたいのか?で使う使わないを決められると良いと思います。

私はやった方が良いとは思いますが、汚れが酷い場合は故障の原因にもなりますのでお気をつけ下さい。

◯洗浄スプレーで故障する理由

洗浄スプレーを使用したら故障した!という方も中にはいらっしゃいます。
正しい使用方法を守らないという場合は別ですが、記載通りに使ったのにということあります。

・基盤にかけてしまった
掃除用のカバーを外しても通常は基盤が見えない構造なのですが、見えてしまう機種もありますし、小型化するためや、安価にするために、見えるようになっている物も中にはあります。この場合に洗浄スプレーを誤って掛けてしまい、ショートして壊れるということもあります。

・水漏れ
洗浄スプレーを吹き付けて洗浄液は結露等が溜まる受け皿に入りドレンホースから屋外へ排出される構造になっています。
なので溜まったホコリやゴミでホースが詰まると水が受け皿から溢れて室内にポタポタと流れ出て来ます。

だいたい想定される故障はこんな感じですね。

今回のまとめ

実際私も自宅のエアコンは一ヶ月に一回の掃除機掛けと年に一回の洗浄スプレーを行っています。
我が家はタバコを吸わないし、毎日使っているわけでは無いのでこのくらいメンテナンスOKです。あとは数年に1度分解洗浄を頼むかどうか?
1台10,000円前後かかるので悩みます。

以前、電気工事の仕事をしていた時にカラオケ屋からエアコンの水漏れで連絡が来て見に行ったら、エアコンの使い方が酷すぎる。
タバコのヤニは酷い、フィルターは掃除してない、カビ臭い・・・汚れフルコース
こんな使い方では水漏れが起きても仕方ないでしょうね

何も掃除しないとこんなことになるというのを実際みたので、掃除の必要性をわかっています^^

皆さんも手遅れになる前に何らかのメンテナンスして下さいね。

スポンサーリンク

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。