まずは、当サイトを御覧いただきありがとうございます。
「棋譜」と検索するとほとんど将棋のサイトが出てきます実際は囲碁にもありますし、当然オセロにも棋譜は存在しますので、今回は棋譜についてご説明致します。
今回の内容
◯オセロの棋譜とは？
◯棋譜はいつ採る？（書く）
◯オセロの棋譜
◯オセロの棋譜とは？
初心者には聞き慣れない棋譜は「きふ」と読みます。
囲碁・将棋・チェスなどのボードゲームで、対局者双方が打った（指した）手を順番に記入した記録の事。
また、棋譜が記入された棋譜用紙を指す場合もあります。
実際の盤面には記号が振られているわけでは何のですが棋譜を表す上で盤面を英数字、漢数字で表します。
将棋で言えば、縦と横と数字と漢数字7六、 3四、という風に位置を表します
将棋には駒がありますので実際は７六歩、３四金と位置の後ろに駒名の記載になります。
囲碁で言えば、16の四 4の十六・・・
チェスで言えば、Pe4 Pe3・・・
オセロは縦が数字横がアルファベットとなっております。
それぞれ棋譜の書き方には決まりがあります。
棋譜を採ることで何手目にどの手を打ったかわかるのです。
◯棋譜はいつ採るのか？
因みに棋譜を書く記することを棋譜を採ると言います。これは恐らく他の競技でも共通と思われます。
棋譜を採るのは途中からでは底までの流れがわかりませんので意味がありません、棋譜を採る際は１局（１試合）最初から最後まで全て採ります。
要するに、1回の試合内容を明文化した物になります。
棋譜を採る事で、その試合内容を復習したり出来ますし、他の方の試合の棋譜が分かれば、試合内容を見て勉強する事も出来ます。
◯オセロの棋譜
先述の通り、競技によって棋譜の書き方・読み方は各種あります。
ここでは、オセロの棋譜を具体的にご説明致します。
オセロの場合は大きく分けて２種類の棋譜の採り方があります。
先述したようにオセロは縦を数字、横を英語で表すのですが、縦横の英数を使わずに譜面に記す場合があります。
実際に棋譜を見てみましょう
こちらが初期配置となります
・英数で採った棋譜
f5d6c3d3c4f4c5b3c2e3d2c6b4a3g3f3e2f2g4e6f6g5h6g6b5a4e1c1c7e7
f7d1b1h5h4d7e8c8d8g1b2f8f1a1b6a5a6h2h3h7b7g2h1a7a8b8g8g7a2h8
簡単に説明しますが［１手目f5］［２手目d6］・・・・という具合に６０手の棋譜です
・譜面（盤面）に記す場合
文字というよりも図の様になります
オセロは置いた後で石をひっくり返すことはあっても位置を動かす事が無いため、石をおいた場所に数字を振っていくだけになります。
これは専用ソフトでわかりやすく表したものになりますが実際の手書きではこうなります
符号で記す棋譜の例で掲載した物と同じ棋譜を譜面に記す場合の例にしてみました。
見ていただくとどちらがわかりやすいのかが分かると思います。
◯まとめ
いかがでしたでしょうか？
このように、オセロにも棋譜はあります。
一般社団法人日本オセロ連盟では、棋譜集の販売も行っています。
販売のご案内（日本オセロ連盟公式ページ）
棋譜は採るだけでなく、他の人、特に強い人の棋譜を見る事で、どう打つと良いのかを学ぶ事も出来ます。
現在は2015年棋譜集しか販売されていませんが、日本オセロ連盟に入会する事で送付されるオセロニュースには、時のタイトル戦優勝者の棋譜が掲載されます。
そういった物を見て、盤に並べて学ぶ事で、オセロは強くなる事が出来ます。
現代では、パソコンやスマートフォンのアプリで棋譜を並べる事も出来ます。
オセロが強くなりたい方、なかなか強くなれずに伸び悩んでいる方は、是非、お試しください。
棋譜の書き方や用紙の説明が別記事でありますの宜しければご覧下さい。