子供の癇癪には、本当に参ってしまいますよね。癇癪にどう対応していいのか悩んでるお母さんはたくさんいるのではないでしょうか?
癇癪の原因ってあるの?癇癪を起こした時の対応にはどういったものがあるの?癇癪を起こした時にはどんな行動をするの
ここでは、これらの事についてまとめてみました。
目次
◯癇癪の原因は?
◯癇癪の対応は
◯癇癪の行動とは
◯癇癪の原因は?
癇癪を起こしてしまう原因の1つとして、まず、自我の芽生えとしての癇癪があります。子供が1才になる前の時期は、親がする通りに、食事したり、着替えたり、お風呂に入ったりしますよね。
ですが1才もすぎて2才に近づいてくる頃には、親のする事に反抗?ではないですが、拒否してきますよね。
これは、子供自身が親とは別の考え、意図をもっているのだということに子供自身がだんだん気付いてきたという、いわゆる成長のあらわれです。これはとても喜ばしい事ですよね!
(大変ではありますが…)
また、自分の思い通りにいかない時や、自分でやりたいけどうまくいかない時、困っているよ、というサインのあらわれでもあります。
言葉がまだしゃべれないうちは、自分の気持ちを伝える手段がないために、伝えられない、表現できないというのが癇癪を起こしてしまう原因の一つとなります。
また、子供の個性や性格によっても、癇癪を起こしにくい子供と起こしやすい子供がいるそうです。神経質な子供は癇癪をおこしやすくなります。
また、疲れていたり、空腹でも癇癪を起こすのです。大人でも空腹になればイライラすることもありますよね?子供も同様に空腹でイライラすることもありますからこういった事も癇癪の原因の一つになります。
それと、言葉に遅れがある子供や、発達障害のある子供も癇癪を起こしやすいそうです。癇癪を起こすからといって、必ずしも発達障害があるわけではありませんので、心配し過ぎないで下さいね。
◯癇癪の対応は
癇癪を起こしている子供にどう対応すればいいのかわからなくなったり、親自身もイライラしてしまい、その場を離れてしまいたくなりますよね。
ですが、無視という行為はしないで下さい。無視する行為は、何か伝えようとしている子供の声をきく気がない事になります。
極端な表現かもしれませんが、何度も無視される事で子供が何を言ってもきいてもらえないと判断し、人に対して気持ちを伝える事をやめてしまう大人になってしまうかもしれません。
癇癪を起こしている子供に対して、無視だけはしないであげて下さいね。
対応としては、落ち着くまでそばで見守ってあげたり、またうまく言葉にできない子供に対して、親が子供の気持ちを代弁してあげるのもいいですよ。
代弁してあげることで、子供が、気持ちを分かってくれているのだ、と落ち着いてくる場合もあります。
それと、何も言わずに、ぎゅっと抱きしめてあげるのもいいです。子供をちょっと強めに抱きしめて、心臓の音を聞かせるようなかんじでぴったりくっついて手の平を背中にあてて、背中にちょっと圧をかけるようにするといいそうですよ。
(保育士の先生から教えてもらいました。)
◯癇癪の行動とは
癇癪の行動にはどういったものがあるのかまとめてみました。
・大声で叫ぶ ・足をふみならす ・床にひっくり返ってなきわめきながらそりかえる ・物を投げたり 叩いたりする ・人を殴ったり蹴ったりする などです。
それ以外にも、自分自身を叩いたり、自分の髪の毛を引っ張ったりする事もあるそうです。
癇癪は多くの場合、子供の心の成長過程ですので見守っていきましょう。ただ、ちょっと注意して欲しいことがあります。
癇癪を起こした時に、自分や他人を傷つける行動が、あまりにもひどい場合、いわゆる自傷行為が多い場合と8、9才頃になっても癇癪を起こす事が多い場合です。
そういうときは、何らかの発達障害を抱えている可能性(あくまでも可能性です)もあるそうなので専門機関に相談してみた方がいいです。
まとめ
子供の癇癪には、イライラしたことのあるお母さん(お父さん)も
多いのではないでしょうか?第1章でも記述しましたが、癇癪は子供が成長している証でもあります。イヤイヤ期にもよく現れる症状でもありますね
とはいえ、親も人間なので疲れて逃げ出したくなったり、イライラすることもあると思うのです…ですが親がイライラしてしまうと、子供の癇癪が余計にひどくなるそうです。
なので、親自身がうまくストレスを発散しながら安定した気持ちで子供と接していきたいものですよね!
悩みをひとりで抱えてしまうと辛いので、いろんな方に相談してみたり、先輩ママさんに聞いてみたりすることで、いい対処法がみつかるかもしれませんよ。
話を聞いてもらい、共感してもらえたならお母さんの気持ちもスッキリすると思います。ドンとゆったりした気持ちでかまえられるといいですね♪