冬至の意味、冬至は何をする日、2018年の冬至はいつ?

「冬至」って、毎年あるけど一体何の日?と聞かれると、正直うーん・・・って人が多いんじゃないでしょうか?
冬至の意味や由来、冬至ってどんなことをするの?何月何日が冬至?なんて子供に質問されたら、ちゃんと答えられる自信はありません。笑
今回は冬至の色々についてご紹介したいと思います。

今回のテーマ
◯冬至の意味
◯冬至には何をする?
◯2018年の冬至はいつ?

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◯冬至の意味

「冬至」なんて書くくらいですから、もちろん冬です。
「で、冬至って何?」ということになりますが、
ざっくり言うと「1年で最も夜が長い日」のことです。

冬至を境に日照時間が徐々に長くなるので、太陽が生まれ変わる日であり、幸運がやってくるという意味から、「一陽来復」とも呼ばれています。

古い古い時代、中国の太陽暦では新年の起点とされ、厳粛な儀式を行っていたそうです。
その他、世界各国で、冬至は盛大に祝われていました。
冬至って意外と(?)しっかりとした歴史があるんですね。

日本には中世に冬至が伝わってきました。
その頃の日本は、多くの人が農民で、自給自足の生活をしていたわけですが、当然、今のような技術や道具はないので、寒い時期は作物も育たず、食べ物を確保することが難しかったそうです。

冬は、まさに生きるか死ぬかの時期で、冬至の人々は「無事に春を迎えられるだろうか」と、毎年不安を抱えながら過ごしていました。
また、日照時間の短い冬至は「生命が終わる日」とも言われていました。

そこで様々な不安を振り払うため、冬至には無病息災が祈願されるようになりました。
では一体、どんなことをするのでしょうか?

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◯冬至には何をする?

冬至の無病息災祈願ですることは、大きく3つです。

1.ゆず湯に入る
昔は、夜になると家の中に邪気が入り込むと言われていました。
冬至は1年で最も夜が長いので、邪気を寄せ付けないために、香りの強いゆず湯に入るようになりました。

また、冬至を境に幸運がやってきますが、運を体に入れる前に、清める役割もあるんです。
それだけでなく、風邪や病気になっても「融通(ゆうずう)がきくように」という意味も込められているそうです。
ダジャレかーい!!!(語呂遊びですね)

私も子供の頃からゆず湯に入っていましたが、こんな意味があるとは知りませんでした。
「いい香り~」なんて言いながら湯船で転がして遊んでました。笑

2.かぼちゃを食べる
昔は、冬になるとなかなか野菜が食べられませんでした。
ですから、保存できて栄養価の高いかぼちゃを取っておいて、冬至の時期に食べていました。

確かに、かぼちゃって夏から秋の野菜ですよね!昔の人の知恵が習慣となり、「冬至にかぼちゃを食べる」というイベントになったんですね~

かぼちゃは煮つけにする地域が多いと思いますが、小豆と一緒に煮込んだ「いとこ煮」を食べたり、おしるこにかぼちゃを入れる地域もあるそうです!

ところ変われば・・・ですね!
私もかぼちゃは大好きですが、あの甘い煮物を白米と食べるのは
あまり得意ではありませんでした><

3.「ん」がつく食べ物を食べる
「いろはにほへと」の最後は「ん」で終わります。
(「あいうえお」でも同じですね・・・)
で、終わると最初の文字に戻るので、縁起が良いとされて
「ん」がつく食べ物を食べるようになりました。

・なんきん(かぼちゃ)
・にんじん
・れんこん
・きんかん
・かんてん
・ぎんなん
・うどん(うんどん)

の、名前に「ん」が2つ入った7つが「冬至の七種」と呼ばれ、
縁起の良い食べ物だとされています。

◯2018年の冬至はいつ?

冬至の色々はわかったけど、結局いつなのよ?という疑問が湧きますよね。
冬至は「12月22日ごろ」です。
確実な日にちは、毎年確認が必要です。
はい、まさかの変動型です。笑

でも、大丈夫!
そんなに激しく変動しません。
しかも先の冬至の日にちも既に決まっています。
2015~2024年までの冬至の日にちは以下の通りです。

2015年→12月22日
2016年→12月21日
2017年→12月22日
2018年→12月22日
2019年→12月22日
2020年→12月21日
2021年→12月22日
2022年→12月22日
2023年→12月22日
2024年→12月21日

ほとんど22日、違っても21日なんですね!
毎年母や祖母に「今日は冬至よ~」と言われてそうなんだーと思って過ごしてきたので、日にちなんて全然気にしたことがありませんでした><
これからは、クリスマスの直前と覚えておけばよさそうです!

で、今年2018年の冬至は「12月22日」です。
土曜日なので、お休みの方も多そうですね。
かぼちゃや、「ん」のつく食べ物で料理をしたり、ゆず湯にゆっくり浸かったりして、思いっきり冬至を満喫できそうですね!

まとめ

冬至の由来やすること、日にちについてご紹介しました。
日照時間の長さだけでなく、もっと深い歴史的な背景があり、
また、ゆず湯やかぼちゃにも、ちゃんと意味があるんですね。

冬至の話になったら、意外と知らないマメ知識として、
ぜひ周りに話してみてくださいね!!

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