お歳暮を贈る時期は？値段の相場は？どんなものを贈ればいい？

1年の感謝の気持ちを込めて贈り物をするお歳暮。年末が近づいてくるとお歳暮が送られてくるご家庭も少なくないかと思います。
お歳暮を贈る時期や値段の相場、どんな品物を贈れば良いかなど、知っていますか？
今更ちょっと人には聞きづらいし、実際に相場を本音言うのかも疑問ですし(笑）

今回のテーマ
◯お歳暮を贈る時期
◯お歳暮の相場はいくら？
◯どんなものを送ればいい？

◯お歳暮を贈る時期

お歳暮というと12月に贈られてくる、というイメージですが正確な時期はいつなんでしょうか？

お歳暮を贈るのは11月末～12月20日頃とされていますが遅くても25日までには届くようにしましょう。
昔はお正月の準備を始める12月13日頃から贈られていましたが、年末は何かと忙しくバタバタするので、早めに贈る傾向になってきたようです。

しかし事情があってこの期間に贈れなかった！ということもありますよね。
そんな時は焦ってお歳暮を贈るのはやめて、次のような贈り物をしてはいかがでしょうか？

・1月1～7日　→お年賀
・1月8日以降 →寒中見舞い

熨斗の「お歳暮」の部分を書き換えるだけで、基本的なルールは同じです。

お中元を贈ったからお歳暮はいいや～と思っているアナタ！
逆ですよ！！！！！お中元よりもお歳暮の方が「1年間おせわになりました」「来年もよろしくお願いします」という意味で重視されています。

お中元を贈ってしまった（！？）ら、お歳暮も贈ってください！！！どちらかにしたい場合はお歳暮のみにしましょうね。

ちなみに、今年お世話になった人にお歳暮を贈りたいけど、来年以降はわからない、ということがあるかもしれません。

例えば…病気で入院したとか、結婚式や家を建てるなどでお世話になったとか…
お中元やお歳暮は毎年続けることが前提なので、そのような相手には「御礼」という熨斗をつけて贈るのがオススメです。

◯お歳暮の相場はいくら？

お歳暮の相場っていくらぐらいなんでしょう？
基本的には3000～5000円程度だと言われています。

感謝の気持ちを表わすものですから、10000円以上のものを贈る人もいたりしますが、高価すぎるとかえって相手に気を遣わせてしまったり、失礼にあたってしまうこともあるので、相場の範囲に収めるのが無難ですね。

また、上司や先生、両親など目上の人に贈る場合は5000円程度、友人や知人の場合は3000円程度とも言われています。

いずれにしても毎年続けるものですし、贈る相手も1人だけとかではないでしょうから、自分の懐の負担になりすぎない、というのも大切なポイントです。

相場がわかったところで、どのような品物を贈ればよいのでしょう？

◯どんなものを送ればいい？

「新年を新しい物で迎えて頂く」という気持ちから、お歳暮には洗剤や油などがよく送られていました。確かに油はよく見かけましたね。

最近のアンケートで、お歳暮に欲しいものと実際に贈ったものというものがありましたので、ちょっと見てみましょう。

ハムや魚介・肉類、ビールは贈る側にも受け取る側にも人気なんですね。
商品券やビール券、商品選択型ギフト券が欲しい、というのもなんとなくわかります。笑

選択肢はたくさんありますから、贈る相手の好みや家族構成などを考え、「相手が喜んでくれそうなもの」を選ぶのが1番ですね！

グルメな方なら珍しい食べ物や有名なお店の食べ物。
健康志向な方ならトクホの飲み物などの詰め合わせ。
お酒好きにはお酒やオツマミ。

お子さんのいる家庭にはお菓子やジュース。
などなど…あくまでも相手の喜びそうなものを選び、自己満足で良いと思うものを贈りつけるのはやめてくださいね。笑

1人暮らしに大量のお肉や魚介類を贈られてきても結構困りますし…

子供の頃家に届いていたお歳暮は、うどんや油、ジュースやビールなどが多かった気がします。
去年はお醤油の詰め合わせや海苔、コーヒー、ビール、飛騨牛、あとは冷凍の手羽先餃子なんかもありましたね。
あ、別に実家に上がり込んでチェックしたわけじゃありませんよ！！！笑

これが会社宛てに送るとなると、贈り物の行き先は年始のくじ引きの景品や部署内で分けて処分ということが多いです
なので、簡単に分けられる個装になっているお菓子や缶ジュースの詰め合わせ、それ以外では日持ちがする物もいいですね
近年多いのはインスタントコーヒーですかね＾＾

まとめ

お歳暮は1年の感謝の気持ちを形に変えたものですから、相手のことを考えて贈り物を選びましょう。
最近は宅配で届けることが多いですが、ぜひ感謝の手紙やはがきも添えてみてください。
同封できない場合はお歳暮が届くころに送ればOKです。

ルールやマナーを守って、先方に喜んでもらえる贈り物をしてくださいね！