赤ちゃんの手足を触って冷たくなっていて驚いたことはないですか?
大人でも冷たくなることはありますが、赤ちゃんは言葉を発しないので心配ですよね
今回は赤ちゃんの手足が冷たくなる原因や対処法、大人でも辛い冷え性は赤ちゃんにもあるのか?について書かせていただきます
もくじ
○赤ちゃんの手足が冷たい原因
○赤ちゃんの手足が冷たい対処法
○赤ちゃんにも冷え性がある?
○赤ちゃんの手足が冷たい原因
赤ちゃんの手足が冷たくなる原因は、手足などのカラダの末端の温度を調節することが難しいためなのです。
赤ちゃんは、脂肪を分解して熱を作る褐色脂肪が肩や腎臓、背骨の周りなどにあるので、末端の温度調節が難しいのです。
大人と違って、体温調節機能がまだ未熟なの上、カラダの表面から熱が逃げやすいので余計に手足が冷えてしまいがちになります。
体の水分量って聞いたことはありますか?
成人で約60%が水分で出来ていると言われていますが、赤ちゃんはというとなんと約75%が水分と言われているのです。
あのもっちもちムッチムチの触り心地の赤ちゃんの肌のヒミツは水分量なんですね
だからお肌の手入れで保湿をしますよね
ただ水分量が多いということは汗もかきますし、それだけ冷えやすいということに繋がります。
そして必ずしも手足が冷たいのがダメということでもありません。
それは手足で体温調整をしている場合もあるということです。そして赤ちゃんは冷たすぎると本能で泣くこともあります。
これは寒いという事を伝えるということと、泣いて自らの体温を上げるという事を行っているです。
あんなに小さい体ですごいですよね^^
○赤ちゃんの手足が冷たい対処法
赤ちゃんは大人と違って体温調節が未熟だとお話ししましたが、赤ちゃんが手足の冷たいことはよくあることだと話しましたが、対処はあるのでしょうか?
では、対処を紹介していきたいと思います。
■服装で調節する
まずは、服装で調節してみましょう。
季節に合わせた肌着と服の2枚が基本です。
夏などの暑いときは、1枚だけにして冬などの寒いときは短肌着+長肌着など、1枚プラスすれば良いと思います。
暑いか寒いかわからないときは、赤ちゃんの背中に手をいれて確認してみてください。
汗ばんでいれば1枚脱がしてもいいですし、背中も冷たい場合は靴下も履かせてみましょう。
ここで、注意ですが、夏場に汗をそのまま放置しておくと体が冷え切ってしまうことがあるので、マメに取り替えてくださいね。
■布団で調節する
夏場はタオルケットで、冬はベビー用の布団・毛布が基本になります。
ですが、夏場でもエアコンが効きすぎていれば赤ちゃんは寒く感じてしまいますし、冬場でも暖房が効きすぎていれば暑く感じてしまうかもしれません。
赤ちゃんは「暑い」「寒い」が言えないので、背中に手をいれて確認しましょう。
■部屋の温度を調節する
室内と外の気温の差が+-5度が良いとされています。
夏場は約26度から28度で、冬場は20度から22度くらいが快適な温度となっています。(大人からするとちょっと熱いし、ちょっと寒いという温度です)
温度ももちろん大切ですが、湿度もしっかり50度から60度に保つようにしましょう。
乾燥しすぎると風邪などを引く原因にもなってしまいます。
○赤ちゃんにも冷え性がある?
赤ちゃんにも冷え性はあります。
上記でも言いましたが、体温調節が未熟+カラダから熱が逃げやすいので、大人よりも赤ちゃんの冷え性の方が大変かもしれませんね。
では、赤ちゃんの冷え性の症状を紹介していきます。
■末端部分がしもやけ
赤ちゃんの熱はカラダの中心に集まっています。
よって、末端には熱はいきづらいです。
赤ちゃんが手足が冷たいのはよくあるものの、あまりにも手足が冷たくてしもやけになってしまうことがあります。
そのときは、病院に行った方が安心かと思います。
■ぐずってしまう
カラダが冷えていると、赤ちゃんがぐずってしまうことがあります。
言葉で「寒い」と言えないので、泣くしかありません。
ミルクをあげたり、眠らせたり、おむつを替えてみても泣いているときはカラダの冷えを確かめてみてください。
■下痢や便秘
赤ちゃんの冷えは、胃腸の働きを悪くし、下痢や便秘の原因にもなってしまいます。
体調が特別悪く無いのに、いきなり下痢になったときはカラダの冷えを疑ってみてください。
冷えはカラダに良い影響は与えません。
大人と同じで、冷えは赤ちゃんによっても良くないことです。
まとめ
そもそも人間は本能で暑ければ汗をかくわけです。これは赤ちゃんも大人でも一緒ですよね 冷えは良くないけど、温め過ぎも良くないので適度に温めて上げましょう。
冷えは成長や体調管理にも影響があるかもしれませんので、日ごろから赤ちゃんの体温を気にかけておくと良いでしょう。
体温計でただ測るだけではなく測ったら背中に手を入れてこれが○○℃ねって肌でも感じていると、あれ?ちょっと熱い?とか気づけるようにもなりますよ