手足が冷える原因は体質や病気?痛みやしびれがある場合は?

特に寒くなると手足が冷えるな~昔はこんなじゃなかったなんていう方もおりますが、一括りに「冷え性」で終わっていませんか?冷えには体質も関係しているかも!?
冷えが酷く痛みやしびれがあるという方もいらっしゃいますが冬だから仕方ない?なんて思っていませんか?

もくじ
○手足が冷えるのは体質?
○手足が冷えるのは病気?
○手足が冷えと痛みやしびれがある場合

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○手足が冷えるのは体質?

手足が冷える原因として、病気以外に考えられるのが、体内の水分の排出がうまくできていない体質ではないかと言うことです。

冷えやむくみの原因となってしまう「水滞(すいたい)」は、体内の水分の代謝が悪く水の排水が滞ってしまう状態のことです。

私たちのカラダの約60%から70%を占めている水は、血液中の血漿の約9割が水なので、生命活動には絶対に欠かせないのです。

「水は体に良いからどんどん飲んだ方が良い」と言われるのももちろん、その通りなのですが、水分の巡りが悪くなってしまうと、水の効果が一変。

カラダに栄養が回らなくなってしまい、冷えの原因になってしまいます。

では、水滞のセルフチェックをしてみましょう。

・水分を良く摂っているがトイレの回数が少ない
・お腹を触るといつも冷たい
・靴下のゴムの跡がくっきり残る
・夕方になるとむくみ、ふくらはぎを押すをへこんで戻らない
・雨や曇りの日になると体調を崩す

上記にいくつ当てはまりますか?
3つ以上当てはまったら、水滞の可能性が高いです。

水滞かもしれない場合は、水分を摂りすぎないようにしましょう。

「1日2リットル飲めばカラダに良い」と、聞いたことがあるかもしれませんが、水滞の場合は、喉が乾いたら飲むようにしてください。
また、筋肉をつけたり、体が温まるような食事を心掛けましょう。

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○手足が冷えるのは病気?

手足の冷えは、病気からくるものがあります。
低血糖や貧血や甲状腺機能低下症などが主に考えられますが、他にも病気が隠れている可能性もあります。

手足の動脈が詰まってしまい、血行障害を起こしてしまうASO(閉塞性動脈硬化症)や、レイノー病やバージャー病、全身性エリテマトーデス(SLE)も、手足が冷える症状が現れます。

冷えが続く場合は、自己判断ではなくかかりつけの病院で相談してみてもいいかもしれませんね。

○手足が冷えと痛みやしびれがある場合

末梢神経が細くなることで、カラダに血流が回らなくなってしまい、重症になると冷えと痛みとしびれが起こる場合があります。

このように重症化すると、代表として

「閉塞性動脈硬化症」や「バージャー病」になる可能性が考えられます。

閉塞性動脈硬化症は、血液の壁にコレステロールが付き血管は弾力性を失って、血流が悪くなる病気です。
よく老化でなると言われていますが、糖尿病や高脂血症などの人は若くてもなる可能性は十分あります。

人によってですが、狭心症や脳梗塞にもなる場合があるので注意が必要です。

バージャー病は、細い動脈が炎症を起こす病気です。
原因は不明とされていますが、タバコを吸う人に多いことから、タバコが原因ではないかとされています。
比較的若い人に多く、発病は30歳から40歳の男性が多いようです。
バージャー病は、国が指定した難病の1つになっている病気なので、原因究明が急がれます。

とにかく「冷え+痛み+しびれ」が起こったら、すぐに病院に行きましょう。

「冬だから手足が冷えるのはあたりまえ」
「冷え症だからしょうがない」
「春になれば冷えはなくなるだろう」

と、楽観的に考えずひどくなる前に医師に相談してみて下さいね。

まとめ

冷えや冷え性といっても実は原因も様々です。地球温暖化とはいっても冬はやっぱり寒いし、冷えに困っている方には辛い季節ですよね。
毎年、寒くなって困るなら一度原因をしっかり調べて見るのも一つの改善方法です。
少しでも軽減できればと思います。

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