人生の節目の大切な式典とも言える成人式。
女性はもちろん、男性も何を着て行くか、どんな髪型にするか迷いますよね。
久しぶりに会う友人や知人もたくさんいるでしょうし…
成人式の服装や髪形で注意することはあるのでしょうか？
また、二次会や同窓会に参加する場合は何を着て行けば良いのでしょうか？
もくじ
○成人式の男性の服装の注意点
○成人式の男性の髪型の注意点
○成人式二次会は何を着て行く？
○成人式の男性の服装の注意点
まず、成人式に出席するのに決まった服装はないので、和装でも洋装でも、個性的な私服でも問題はありません。
どんな服装でも入り口で止められるようなことはないと思います。
しかし、成人式は新成人のお祝いの式典なので、ジャージや部屋着など清潔感のない服装で行くのは常識的にNGです。
皆さんは新成人、もう立派な大人なので、大人として相応しい服装、TPOに合わせた服装を心がけましょう。
服装は自由と言いましたが、男性は黒や紺、グレーなどの落ち着いた色のスーツが圧倒的に多いです。
ちなみに女性の場合は、9割以上が振り袖を着て出席します。
成人のお祝いに新しいスーツを買ってもらう人もいるでしょうし、大学や専門学校の入学式で購入したスーツを着用する人もいます。
スーツをキレイに着こなすには「ジャストサイズ」を選びましょう。
肩幅、着丈、袖、裾など、ぴったりと合っていると見栄えが良くなるポイントがありますから、必ず試着して専門知識のある店員さんにチェックしてもらいましょう。
「スーツを着るだけで○割増！」などと言う人がいますが、やはり自分に合ったサイズのものでなければ見た目が悪くなってしまいます。
面倒臭がって適当に選んではいけませんよ！
また、時々スーツのボタンを全て留めている人を見かけますが、スーツのボタンは下1つを留めずに着るのがマナーです。
覚えておいてくださいね。
スーツの他にも、袴を着る男性が毎年一定数存在します。
袴は男性の正装として、女性の振り袖のように成人式に相応しい衣装だと言えますが、近年は袴姿の新成人のマナー違反な言動が多く報道されており、袴に良いイメージを持たない人も多いです。
袴を着て成人式に出席したい場合は、凛とした雰囲気になるよう、品よく着付けをすると良いです。
ゾロっとだらしない感じで着てしまうと、印象が悪くなりがちです。
袴にサングラスや、派手な扇子など、悪い方向に目立つ小物も避けた方が無難でしょう。
また、スーツはマフラーやコートで防寒できますが、袴を着ると防寒が難しいです。
成人式は1月頭、非常に寒い時期に行われるので、ヒートテックを着こんだりカイロを持ったりして体調管理もしっかり行ってくださいね。
○成人式の男性の髪型の注意点
服装同様、髪型も自由です。
女性の振り袖と違い、スーツや袴はデザインや色に限りがあるので、髪型で個性を出そう、と思っている人も少なくないでしょう。
一生に1度の記念なので、若い今しかできない金髪や銀髪、編み込みなどに挑戦するチャンスです。
とはいえ、成人式の記憶や記録は数年後、数十年後にも残るので、歳を取って振り返った時に恥ずかしくなるほど奇抜な髪型は避けた方が無難です。
何事もやり過ぎは良くないですよ。
シンプルに大人の雰囲気を出したい場合は、色は明るくし過ぎず、パーマをかけてオシャレに仕上げると良いでしょう。
袴の場合、あまりにも奇抜な色や髪形にすると、印象がどんどん良くなくなっていくので、普段通りのセットで優しそうな雰囲気を出したり、黒髪をパリっとセットして古き良き日本男性を演出したりすると良いかもしれません。
○成人式二次会は何を着て行く？
二次会や同窓会がある場合、基本的には式典に出席した時のスーツのままでOKです。
袴を着た人も、お酒が入ると動きにくかったり汚れたりと大変なので、スーツに着替えることをオススメします。
ベストやスリーピースもオシャレですし、かっこよくて目立ちますよ。
スーツ自体はほとんどデザインや色合いが変わらないので、ストールやマフラーを巻いたり、ネクタイの柄やネクタイピン、ちょっとしたアクセサリーなどで周りと差をつけるのもアリですね。
二次会の会場が居酒屋などの場合は、スーツだと汚れたりシワになったりするので、私服で行った方が良いでしょう。
ジャケットとデニムでカジュアルながらもオシャレに仕上げると、好感度が上がりそうですね。
私服の場合でも、いかにも普段着！という服ではなく、デートや買い物などのちょっとしたお出かけに着て行くようなものを選びましょう。
また、ロンTやトレーナーよりも襟のついたシャツなどを着用していくことをオススメします。
まとめ
男性の成人式の服装や髪形についての注意点をご紹介しました。
若い今しかできない服装や髪形を楽しみたい！という気持ちも大切にしたいですが、TPOに合わせ、大人として恥ずかしくない恰好をすることも大切です。
個性を尊重して張り切り過ぎると、久しぶりに再会した友人たちに驚かれてしまうこともあるので注意してくださいね。
客観的にも自分を見つめ、一生に一度の成人式が、良い思い出になるような自分を演出しましょう。