おみくじを結ぶ理由、結ぶ場所や結び方に決まりは?何が出たら結ぶ?

おみくじを結ぶ理由を外国人に聞かれて困りました。
「結ぶ場所はどこでもいいのか、結び方の決まりはあるのか、何が出たら結ぶんだ?」の質問責めで、おみくじは結ぶものだから理由なんて知らない‥と日本人として恥ずかしかったです。
そこで誰にでも分かりやすいようまとめてみました

もくじ
○おみくじを結ぶ理由とは
○おみくじを結ぶ場所や結び方は?
○おみくじは何が出たら結ぶのが正しい?

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○おみくじを結ぶ理由とは

・おみくじを結ぶのは日本人だから?

おみくじを結ぶようになったのは、江戸時代に縁結びの神社から始まったとされています。
神さまと縁を結んで運気を上げるためと言われていますが、これは日本人独特の考え方かもしれません。

しかし、海外を見ると願かけはあまり馴染みのない習慣ですが、編んだ紐を体に結ぶおまじないはあります。
日本でも流行したミサンガのように願いを込めて「結ぶ」という行為は共通しています。
ミサンガは自然に切れると願いは叶うとされますが、日本の寺社仏閣ではおみくじは切れる前に外されることがほとんどです。

でも、ちゃんと祈祷していただけるので安心です。

・おみくじを結ぶメリット

おみくじの結果が良ければ気分も上がりますが、悪いとテンションは下がりますよね。

神さまからのフォローの言葉も虚しく、捨てるのは忍びないし財布に入れておくのもちょっと…という場合に、結んで帰ることで神さまにお返しできるのは罪悪感を感じずにすみます。

それに神社仏閣にとっても、良い効果があります。
なぜなら、境内におみくじがたくさん結んであると、自分もおみくじやって行こうという気分になりますよね。
それは神さまも喜ばれますから、お互いにとってメリットになるのです。

実際のところ、おみくじをする理由は何ですか?と大学生に聞いたアンケートでは「自分の運勢を知りたい」よりも「楽しいから」と答えた人が一番多かったそうです。

おみくじは楽しむものと考えている人は「結ぶまでがおみくじ」と考えているので、自然な流れでおみくじを結んで帰るのです。

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○おみくじを結ぶ場所や結び方は?

・おみくじを結ぶ場所はどこ?高い方が良いの?

おみくじを結ぶ場所は昔は境内の木が多かったです。

でも、木が弱ってしまうので、おみくじを結ぶための縄が設置されているところもあります。みくじ掛けと呼ばれていて、みくじ掛けがあればそこに結びましょう。

地域によって大吉は更に運気が良くなるように高い場所に結ぶ習慣があります。

ですが、少しでも高く神さまに近づきたいからと他人のおみくじを落としてまで結ぶのはご法度です。
空いている場所を探して謙虚に結びましょう。

たまにポツンと境内の離れた場所に結んであるのを見かけますが、神さまに目立ちたい気持ちは分かりますが、そのまま破れて落ちてしまうだけなので決まった場所に結ぶ方が良いでしょう。

・結び方の決まりは?

結び方に決まりはありませんが、縦結びになると亡くなった人に着せる衣装と同じ結び方になるので縁起が悪いと言う人もいます。

難しく考えて力が入ると、おみくじが破れてしまいます。

細く折り畳んで折り紙を折るようにすると結びやすいでしょう。

○おみくじは何が出たら結ぶのが正しい?

おみくじは何が出たら結ぶべきかきちんと知っておきたいところですが、それは場所によって違うことが分かりました。

ある調査で、おみくじを引いた後の扱い方について参拝者にどのように指示しているか、という質問に、寺社仏閣の多くが「参拝者の判断に任せている」と回答しています。

中には、「おみくじは全て持って帰って頂いて、見返すことで日々の教訓として活かして欲しい」や、「良いおみくじはお守りとしてお持ち頂き、悪いものは置いて帰って厄を払うのが良い」という様な意見もありました。

おみくじを結ぶか結ばないかは自分で決めて良いですが、もし、参拝した場所のご利益を最大限に授かりたければ、おみくじをどう扱えば良いか確認しましょう。

まとめ

おみくじを結ぶ理由は、結ぶという行為に願かけの効果と悪い厄は置いて帰ることができるからでした。
一般的に自分がひいたおみくじをどうするかは自分で決めて良いようですが、吉凶が何であれおみくじに書かれた言葉を参考にして心豊かな暮らしを送ってくださいね。

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