乳がん検診の費用は?保険や補助はある?定期受診すべき?

乳がん検診の費用が安かったら受けますか?
私は乳がん患者ですが、検診費用の何十倍も治療費を支払っています。
検診を受けてもっと早く見つかっていれば、と後悔しています。
検診は症状があれば保険適用になりますし、自治体の補助もあるので
上手に利用してください。
定期受診が重要なことも私の経験をもとに紹介したいと思います。

もくじ
◯乳がん検診の費用
◯保険適用や補助はある?
◯定期受診は必要?

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◯乳がん検診の費用

乳がん検診の費用は実施している機関によって違います。
人間ドッグが高額なイメージなので病院の乳がん検診も高いと思いがちですが、乳がん検診単体では、さほど高額ではありません。

首都圏の病院を調べると・・

マンモグラフィ検査or超音波検査のどちらか1つ

およそ3000円

マンモグラフィ検査と超音波検査のセット

およそ7000円

費用が安い病院も高い病院も検査の精度は変わりません。
医師による視触診があったり、セルフチェックの指導が追加されたりするので費用に差があります。
中には他の婦人科系の検診とセットになっている病院もあり、独自の料金設定になっています。

小規模のクリニックはプライバシー保護を徹底しており、医師が丁寧に話を聞いてくれるなど、大きな病院には無いメリットがあります。

何を優先にするか自分の希望に合った病院を選んでください。

ただし、これは乳がん検診にかかる費用です。
明確な症状がある方は検診を予約するのでは無く、なるべく早く診察してもらえる病院を探してください。

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◯保険適用や補助はある?

乳がんの自覚症状がある方は保険適用になります。
乳がんの自覚症状がない方は検診の料金(補助あり)になります。

〈保険適用になる人〉

自覚症状があって受診した場合は保険適用になります。
その場合、一般的な検診費用より安くなります。

自覚症状があった私は・・

マンモグラフィ+超音波検査+触診で3240円でした。
予約せずに初めての病院を受診すると初診料も必要です。

不安な症状がある方は、早めに受診しましょう。

〈補助制度が利用できる人〉

乳がんの自覚症状が無い方は自己負担で検診を受けることになります。
その際、自治体や委託された病院が実施する乳がん検診を受けると自治体の補助制度が利用でき、費用は更に安くなります。
一定の年齢の方を対象に「乳がん検診無料クーポン」も配布している自治体もあります。

市区町村の乳がん検診費用を調べると・・

マンモグラフィ費用の平均は1291円です。
高くても3000円までの自己負担で受けられるようになっています。

〈大阪市の例〉

30歳以上の女性 視触診+超音波検査 1000円
40歳以上の女性 視触診+マンモグラフィ 1500円

30歳から補助がある自治体はまだ少なく、40歳以上の女性を対象にしている補助制度が多いです。
利用方法も検診のお知らせハガキが届く場合もあれば、自分で申し込みが必要な場合もあります。
お住まいの地域で、どのような補助制度が利用できるのか調べてみてください。

そして、無料検診の対象になる方は必ず受けてください。
対象ではない方も決して高い費用ではないので検査を受けて欲しいです。

貴方やご主人の職場で加入している健康保険組合にも補助制度があるかもしれないので確認しましょう。

◯定期受診は必要?

多くの自治体は40歳以上の女性に2年に一回の検査を推奨しています。
この2年に1回のペースで検査をする是非についてですが
患者になった私からすれば2年ではなく毎年検査してほしいというのが本音です。

私の乳がんは一年足らずで2センチ程に大きくなりました。
もちろん、全ての乳がんがそうではありません。
乳がんには色んなタイプがあり、私は増殖するスピードがとても早いものでした。
これは若い乳がん患者に多いそうで私も30代半ばで発症しました。

特に乳がん家系の女性は20〜40代こそ、定期的に受診して欲しいです。

まとめ

乳がん検診は、自治体の補助制度を利用すれば費用が安くなります。
乳がんに気づくのが遅かった場合、それからの治療に莫大な費用がかかってしまいます。
検診で画像でしか分からない初期の段階で発見できれば、結果的に身体面でも費用面でも負担が軽く済みます。
費用がネックで検診を迷っている方は私みたいに後悔しないよう、是非、乳がん検診を受けて頂きたいです。

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