育児用のミルクと違ってフォローアップミルクはちょっと使い道がわからない…というお母さんもいると思います。
フォローアップミルクと育児用ミルクは何が違うのでしょうか?
今回は、フォローアップミルクとは何か、いつから飲ませて大丈夫なのか、飲む量やタイミングなどについても書いていきたいと思います。
もくじ
◯フォローアップミルクとは?
◯フォローアップミルクはいつから飲む?
◯飲む量やタイミングは?必要ない場合も有る?
◯フォローアップミルクとは?
フォローアップミルクは、赤ちゃんの飲む粉ミルクの一種で育児用ミルクとの大きな違いは栄養分です。
ミルクから離乳食に切り替えて行く際に、離乳食で不足している栄養分を補うためのミルクがフォローアップミルクです。
あくまで栄養を「補う」ためのミルクですのでこれだけでは栄養不足になります。
具体的には、離乳食でなかなか摂ることが難しい鉄分やカルシウムやミネラルが豊富に入っていて、栄養を補うことができます。
離乳食は好き嫌いせずにちゃんと食べているから大丈夫!という場合でも絶対ではありません。
というのも今までミルクで成長していた乳児が離乳食と言えど形ある物を消化し栄養をしっかり摂る(吸収)には消化機能の発達中の乳児には難しいのです。
これは大人にも言えますがカルシウムは牛乳に多く含まれているイメージですよね
ですが海藻のひじきには牛乳の約7倍ものカルシウムが含まれています
これを同量食べてもカルシウムの吸収量が多いのは実は牛乳なんです。
どんなに栄養価の高い食材でも調理方法や体の消化機能次第では吸収できないこともあるのです。
それに食材の旬なんかもありますので、栄養が偏る場合も少なからずありますよね
そういった点で離乳食中はフォローアップミルクが不足がちな栄養素を補ってくれるのです。
ドラッグストアに行けばフォローアップミルクが売っていて、アレルギー対応のフォローアップミルクも売っています。
ここで、ドラッグストアで買うことのできるフォローアップミルクを紹介します。
【和光堂 ぐんぐん】
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和光堂のぐんぐんは、ロングセラーフォローアップミルクです。
ぐんぐんは成長に欠かせない栄養素が多く含まれています。
また、あっさりとしたミルクで母乳からの切り替えにも適しています。
粉ミルクもすごく溶けやすく我が家でも、使い始めて3年になるところです(笑)
うちの4歳の子がぐんぐんが大好き過ぎてまだ飲んでいます(笑)
【明治 ステップ】
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鉄分・カルシウムは食事摂取基準の100%を含んでいるフォローアップミルクです。
さらに、ビタミン・ミネラルは70%で、DHAも葉酸も含まれています。
これはお母さんたちにとって安心できますし、嬉しいですよね。
また、固形タイプのものもありますので、持ち運びに便利です。
【グリコ アイクレオ】
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少し甘めのフォローアップミルクです。
鉄分やミネラル、ヌクレオチドが含まれていて味の違いがわかっていた赤ちゃんでもゴクゴク飲めます。
【森永 ニューMA-1】
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アレルギーをもつ赤ちゃんでも安心して飲めるフォローアップミルクです。
乳糖、大豆成分、卵成分など、消化しにくいタンパク質が入っていません。
消化に優しいフォローアップミルクになっています。
◯フォローアップミルクはいつから飲む?
フォローアップミルクはいつから飲ませる?という決まりは特にありません。
ただ、栄養を補うことから離乳食が3回になって栄養をだいたい摂れるようになってから始めた方が良いとされています。
ということは離乳食デビューではまだ通常のミルクが必要となります。
離乳食が3回になると約60%の栄養が離乳食から摂られるので、残りの40%をフォローアップミルクで摂るかたちになります。
これはあくまで目安なので、参考にしてください。
ミルクは小分けだと高くなってしまうので、缶で買ってしまいますよね
その缶の切り替わりのタイミングやなくなるちょっと前に強制的にっていう方も実際は少なく無いようですよ。
◯飲む量やタイミングは?必要ない場合も有る?
フォローアップミルクをあげるタイミングは基本食後になります。
ミルクを飲んで離乳食が食べられなくなっては意味がないので注意して下さい。
量に関しては少しずつ試してみて下さいね、栄養を補うことから、離乳食後に100mlほど用意し食後に飲ませます。
もし、それでいつも余ってしまう場合は50mlにしても大丈夫です。
離乳食をしっかりと食べて更にもっと欲しがる場合は150mlでも大丈夫です。
ここで注意したいのですが、フォローアップミルクは必須の飲み物ではないということです。
離乳食がきちんと食べられているならフォローアップミルクは必要ないこともあります。
赤ちゃんに無理やり飲ます…なんてことがないようにしましょう。
実際はフォローアップミルク無しでも十分に育ちます。
だって昔はそんなものありませんでしたからね^^;
まとめ
フォローアップミルクは、必ず飲むものではないということがわかりました。
ですが、これは離乳食をしっかり食べている場合の話です。
離乳食をまだあまり食べられない、偏食だという場合はフォローアップミルクをうまく利用するようにしましょう。
アレルギー対応のフォローアップミルクもあるのでチェックしてみてください。
因みに母乳で育てていても粉ミルクでアレルギー反応が出てしまうこともありますので、注意して下さいね。