節分に年男年女が豆まきをするのはなぜ?豆まきの後でお参りは必要?「鬼は外、福は内」の由来

まずは、当サイトを御覧いただきありがとうございます。
節分というと豆まきを連想しますが、豆まきイベントでは年男・年女が豆まきをしますが何故でしょう?豆まきには厄除けの意味があるがお参りは必要なのか?「鬼は外、福は内」の由来は?節分のまめまきに関してまとめてみました。

今回のテーマ
◯年男・年女が豆まきをする理由
◯豆まき後にお参りは必要?
◯「鬼は外、福は内」の由来

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◯年男・年女が豆まきをする理由

「鬼は外、福は内」と豆まきをしますが、地域イベントでは年男・年女が豆まきをすることが多くあります。
年々この風習も重要視されなくはなってきていますが、年男・年女が豆まきをするのはどんな理由があるのでしょうか?

・豆まきをする理由

実は年に4回ある節分、季節を分けるという事から節分ですので春夏秋冬の季節の分かれ目を節分といいますが、現在では冬から春に変わる立春を意味するようになっています。
豆を撒く理由は諸説あるものの、豆は魔目、魔滅を意味し魔除け、厄除けの為に炒った(射った)豆を撒いたとされています。撒いた豆から目が出ることは縁起が悪いためからなず炒った豆を使います。

・年男・年女

厄除けの儀式を年男・年女がする理由ですが、年男・年女は縁起が良いとされています。縁起がいい=神が宿るとされ 年男・年女が選ばれています。

因みに豆まきイベントで芸能人が参加されておりますが、年男・年女なのかな?と調べてみたところ特に関係なく、良い意味で話題に上がった方が参加されておりました。
各地では固定イベントになっており、参加者も一部固定されているようですので興味ある方は調べてみて下さい^^

・家に年男・年女が居ない場合

まずは家の主が撒きましょ!お子さんが居て鬼役最有力候補なのはわかりますが、まずは本来の儀式として厄除けを!
その後は、無邪気豆まきを楽しんで恵方巻きを食べましょう。

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◯豆まき後にお参りは必要?

厄除けの儀式ということで、その後にお参りをされる方もいらっしゃいますが必要でしょうか?
これは豆まきをしたからお参りをするという訳ではなく、立春という季節の節目という意味が強いようです。
実際皆さん、神社へのお参りっていつ行かれますか?私はお正月と神社でお祭りをやっている夏くらいです・・・月に一回とは言いませんが、季節の変わり目等、お参りに行く機会がもっとあっても良さそうですね^^;と自分に言い聞かせてみました。

他にも厄年の方が厄払い厄除け除けに行かれるのもこの時期が多いようです。

◯「鬼は外、福は内」の由来

豆まきの時の「鬼は外、福は内」といいますが何故でしょう?
言い伝え的なものではありますが一応理由があります。当然ながら文字通り縁起がいいですよね鬼は邪気や厄を連想させますので外へ、福は縁起の良い言葉ですので内へ、となります。

・由来1

豆を撒くことで家の邪気を外へや心の邪気を外へ出すという意味で邪気を鬼に見立てて「鬼は外」
1年の無事を祈る為に福を内に取り込むという意味で「福は内」
「鬼は外 福は内」と言うようになった

・由来2

もし小さいお子様がいらっしゃって質問を受けたならこちらを答えて上げるのが良いかもしれないですね
鬼の嫁さんという昔話で出てきます。(内容はかなり省略して書きます)

百姓の父親が「雨を降らせてくれたら娘を嫁にやるがなぁ」とつぶやくと、それを鬼が聞いていた。
次の日に鬼は雨を降らせた。
鬼は娘(福)をさらった
娘は逃げ出し家へ
追いかけてきた鬼に母親が炒った豆を投げて芽がでたら迎えにこいという
芽が出ないと鬼が来た
父親は芽が出ないなら「鬼は外 福は内」と言った

おそらく由来1からきている話なのですが、由来2は子供に話すには抜群ですよね!私も子供に読み聞かせましたから

今回のまとめ

現代では行事や風習が商売に使われ気味ですが、本来の意味を理解し子供に伝えていきたいものです。
年に四回の節分ですが、日本は1年の始まりというと春という意識が強いと思いますので、暦の上では春になる立春の節分で一年の邪気を払い、新たな福を呼ぶということでこの時期に豆まきが各地で行われるようになりました。
昔は殆どが農民でしたから、田植えの準備に入る前に春を祝うのは当然ですよね
新たなスタートをする、新社会人や進学生も気持ち新たに豆まきをされてみたはいかがでしょうか!

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