節分は年4回!季節の分かれ目それが節分大人の一般常識!

まずは、当サイトを御覧いただきありがとうございます。
節分というと2月3日という方も多いですが、本当に2月3日ですか?立春はと聞かれてすぐ答えられますか?節分は季節の分かれ目を意味している言葉なので年に4回存在します。毎年同じ日とは限らない!?今回はそんなお話です

今回のテーマ
◯節分は年4回
◯立春、立夏、立秋、立冬は固定ではない
◯春分、夏至、秋分、冬至とは
◯恵方巻きも年4回

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◯節分は年4回

冒頭でも少し触れましたが節分とは季節を分けると書きます。季節は四季で春夏秋冬なので1年に4回となります。
一般的には2月4日の立春の前日を節分といいますが、立春、立夏、立秋、立冬の4回が節分がある中で、何故、立春だけ節分の風習があり豆まきまでするのか?昔は長い冬が開けた立春を1年の始まりとしていたことで風習や儀式が多かった事もあり立春が節分として定着しています。
年越しそばというと大晦日ですが昔は歳の始まりが立春だったことで立春に蕎麦を食べていました。今も節分に蕎麦を食べる風習が残っている地域がありますがそういった由来があるわけです。

◯立春、立夏、立秋、立冬は固定ではない

立春(りっしゅん) → 2月4日頃
立夏(りっか)   → 5月5日頃
立秋(りっしゅう) → 8月7日頃
立冬(りっとう)  → 11月7日頃
固定では無くて頃となっています、そして節分はその前日です。
2月4日が立春の場合は節分が2月3日となるわけですが、立春は何で決まるのでしょうか?
あまり知られていませんが、国立天文台で決めています。
何故かと言うと太陽の動きを元に天文学では1年を二十四節に分け、太陽の黄道上の動きを15°毎に区切って1年を24分割しておりその中に立春、立夏、立秋、立冬があります。24分割の中には良く耳にする物もあります。次の章で説明致します。

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◯春分、夏至、秋分、冬至とは

立春、立夏、立秋、立冬の他にも季節の中で春分、夏至、秋分、冬至というのを耳にしませんか?なにが違うのか?
先程触れた二十四節を抜粋し一表にするとわかりやすいのでまとめてみました。

立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至を太陽黄経(こうけい)表と季節の内容です

名  称

太陽黄経

内  容

立春(りっしゅん) 315° 寒さも峠を超え春の気配が感じられる
春分(しゅんぶん) 太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる
立夏(りっか) 45° 夏の気配が感じられる
夏至(げし) 90° 昼の長さが最も長くなる
立秋(りっしゅう) 135° 秋の気配が感じられる
秋分(しゅうぶん) 180° 秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる
立冬(りっとう) 225° 冬の気配が感じられる
冬至(とうじ) 270° 昼が一年中で一番短くなる

表にしてみるととてもわかり易いと思いますが45°毎に季節の節目が有ります、これが立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至ということです。

また季節ごとに色々な風習もありますので季節を楽しむのもいいですね
例、冬至にゆず湯にはいる

◯恵方巻きも年4回?

近年、節分というと恵方巻きを食べるというのが全国的に定着しています。
これの元となったのは関西地方で丸かぶり寿司を食べる商業イベントがあり、無病息災、商売繁盛を祈願していたのを、コンビニチェーンのセブンイレブンが目をつけ、丸かぶり寿司恵方巻きを全国的に販売したことで広まりました。
名前も丸かぶり寿司を恵方の方角を向いて食べるからと、恵方巻きという名前になりました。
では年4回の節分に恵方巻きを食べるのか?ですが、実際売っていますが春と秋はそこそこ浸透していますが、立夏、立秋はあまり見かけません。

というのも結局は商売なので売れないものは売らないわけです。
立夏5月5日頃はこどもの日や母の日もある為
立秋8月7日頃はお盆商戦と土用の丑の日がある為
売っていてもなかなか買ってもらえないのが現状ではないでしょうか
立春は当然売れますし、立冬はハロウィンが終わってクリスマスまでの間はちょっと落ち着く時期であり、涼しい方が食品は安全!というのもあると思います^^
本来土用の丑の日も年に4回ありますが栄養価の高いうなぎを食べて夏を乗り切る的な売りで夏がメインになっていますね。

恵方巻きを年に4回食べる人も居ますが、全国的には主に春で秋にも売っているという感じです。
実際、私が行きつけのお寿司屋さん(回転寿司(笑))のLINEに登録しているのですが、恵方巻きの案内はやはり春と秋にきます。
「春の恵方巻!今年の方角は◯◯です!」という感じで美味しそうな画像を添えて送ってくれます。よっ!商売上手!

今回のまとめ

節分は年に4回あるのは事実ですが立春の節分のイメージが強すぎるのも事実です。
色々な事が混ざっていてごちゃごちゃしている部分もありますが、こういった節目節目の知識は持っていると、「へ~物知り!」って思われることもあるし、小学生くらいのお子さんに教えてあげるのも、良いですよね。
是非、雑学の一つに覚えてみてください。

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