授乳中の胸のしこり?出来やすい時期はある?乳がん検査はできる?

授乳中のしこりは一般的に良性と言われていますが絶対ではありません。私はしこりに気付いていましたが授乳中はしこりが出来やすい時期だからと全く気にしなかったのです。あの時もっと疑えば良かったと後悔しています。
そうです、私のしこりは悪性だったのです。

もくじ
○授乳中の胸のしこりについて
・授乳中のしこりの特徴
・しこりができやすい人の特徴
・しこりを治す方法
・乳がんを疑うしこりの特徴(私の乳がん)
○授乳中のしこりが出来やすい時期はある?
・しこりができやすい時期
・卒乳すると乳がんか区別しやすい(私の乳がん)
○授乳中でも乳がん検査はできる?

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◯授乳中の胸のしこりについて

・授乳中のしこりの特徴

授乳期のしこりは乳房の中で詰まった母乳が固まったものです。
コリコリした感触で押すと逃げるように動きます。

詰まりが解消されるとしこりは無くなります。
しこりが大きいと痛みを感じることもあります。

・しこりができやすい人

しこりができやすいのは‥

初産で授乳に慣れていない人
胸の大きさは関係ない

初産の女性は、全ての乳管が貫通していないので最初は詰まりやすいです。
まだ授乳に慣れておらず同じ体勢で吸わせてしまうので母乳の出が偏り、詰まりの原因になってしまいます。
色んな向きで赤ちゃんに飲んでもらうと改善されていきます。

しこりが出来るのは胸の大きい人だけではありません。
私は貧乳ですが、乳腺が詰まってしこりができていたし、乳がんもできました。

・しこりを治す方法

しこりを放置しておくと乳腺炎になって高熱が出ることがあります。
乳腺炎が悪化すると注射器で吸いとってもらうしかなくなるので授乳が終わる度に残った母乳を出し切ることをおすすめします。

〈おっぱいマッサージの方法〉
しこりから乳頭に向かって撫でるように押します。
出口がないと詰まりは解消できないので母乳を絞りながらおこなってください。
黄色い母乳が出て、しこりが小さくなっていれば上手に詰まりが取れています。

私は赤ちゃんに吸ってもらって、しこりを押しながら飲ませていました。
古い母乳が混ざってしまうので気になる方は授乳後にケアするのが良いでしょう。

・乳がんを疑うしこりの特徴

しこりができてしまってもケアすることで小さくなっていれば心配はありません。
大きくなったり小さくなったりを繰り返すのも大丈夫です。

乳がんは小さくなることはありません。

固くて、その場所に引っ付いているようなしこりは注意が必要です。
いくらマッサージしても変化が無く、少しずつ大きくなっているようであれば受診をおすすめします。

(私の乳がん)

私は授乳中に、ごまや砂粒のような小さいしこりが何個もできては消えてを繰り返していました。
その中でひとつだけ何度、マッサージしても変化のないしこりがありました。
感触は小さなニキビが骨にできたように引っ付いていて押しても動きませんでした。

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◯授乳中のしこりが出来やすい時期はある?

授乳中のしこりが出来やすい時期は新生児期と離乳期です。

〈新生児期〉
新生児期は、赤ちゃんも上手に吸えないので、作られる母乳の方が多くなり乳房の中で余ってしまいます。

赤ちゃんが上手に飲めるようになって授乳リズムが整ってくると、おっぱいトラブルは減ってきます。

〈離乳期〉
離乳期は、赤ちゃんが食事でお腹が満たされるので、母乳を飲む量が減ったり間隔が開いたりします。
すると、母乳が余ってしまって詰まりの原因になってしまいます。

おっぱいが張ってきたら、痛みが取れる程度に絞っておきます。
そして、少しずつ授乳の回数を減らして卒乳の準備をしていきましょう。

・卒乳すると乳がんか区別しやすい

卒乳してからしこりが大きくなった人はすぐに検査を受けましょう。

授乳中は母乳の詰まりだと思っていたしこりが卒乳してから乳がんだと分かる場合があります。

乳がんには女性ホルモンの影響を受けるタイプと受けないタイプがあります。
授乳中に大きくなっていく乳がんはホルモンの影響をあまり受けないタイプです。

一方、ホルモンの影響を受けるタイプは授乳中はおとなしくても、卒乳してホルモンバランスが変わると急に増殖してしこりが大きくなる場合があります。

胸にしこりがある人は卒乳してから特に念入りにしこりを触って確認してください。
もし、大きくなっていればすぐに検査を受けてください。

私の乳がん
卒乳してから半年ほど経った頃、久しぶりにマッサージすると1つだけ残っていたしこりが少し大きくなった気がしました。
でも、危機感が無かった私は放置してしまいます。
卒乳から一年後、10円玉ぐらいまで大きくなっているのに気づいて、ここで初めて乳がんかもしれないと疑いました。本当に後悔しています。

◯授乳中でも乳がん検査はできる?

乳がん検査は卒乳して半年後から推奨
卒乳後にしこりが大きくなったら受診が必要

一般的に授乳中は乳腺が発達していてマンモグラフィでは判別しにくいと言われています。
乳がん検査は卒乳してから半年後からが奨励されています。

授乳中はセルフチェックをおこない、しこりに気づいたらマッサージをしましょう。
自分でできない人は出産した病院や助産師におっぱいマッサージをお願いしてみてください。

それでもしこりが大きくなっていくようであれば乳腺外科を受診してください。
授乳中でも出来る検査はあります。

卒乳後にしこりが大きくなった人も早急に受診しましょう。

まとめ

授乳中にしこりができる人はたくさんいますが、それが乳がんである人は稀です。ですが、私はその少数派に入ってしまいました。
もっと早く受診していればという思いは拭えません。
授乳中の方は、1日1回はマッサージをかねてセルフチェックをおこなってくださいね。

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