オセロの棋譜は何のために採るの?棋譜を採る意味や棋譜の使い方をご紹介

まずは、当サイトを御覧いただきありがとうございます。
オセロの棋譜やその書き方についてご紹介しました。
では、何故棋譜を採るのでしょうか?正直棋譜を採る作業は普通にプレイするよりも何倍も面倒です。今回は棋譜を採る意味や目的について書いてみます。

今回の内容
◯オセロの棋譜を採る意味
◯オセロの棋譜使い方

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◯オセロの棋譜を採る意味

冒頭でも言いましたが棋譜を採る作業はなれるまでは本当に面倒です。

オセロに限ったことではありませんがプレイする際の思考って手(先)を読む事に集中していますよね 自分が打つ時も、相手が打つ時も常に考えています。
その最中に字を書くという作業をするわけなので面倒と感じるのは当然なのです。

では何故、棋譜を採るのでしょうか?

1.記録の為
オセロの一局を打って終わります。
大会だと1日に五~七局程度打つ事もあります。
さて、その一局一局の内容を覚えていますか?

自分が何を考えどう打ったか、相手がどう打ってきたのか
相手の名前や勝ち負けの結果くらいは覚えていられると思いますが、オセロの内容までは一局だけであっても覚えていられない方が大半だと思います。

例えば打つたびにスマホで写真を撮ると1試合60枚、固定して動画を撮るとしても1試合30分~1時間もの動画になってしまいます。
(公式ルールにもありますが電子機器での撮影の制限もありますので現実的ではありません。)

そのため、棋譜を採り記録として残すのです。

2.再現と研究
棋譜を採ることで、その棋譜通りに並べていけば、1度打った一局が再現出来ます。
どこが良かったか、どこが悪かったか、探す事も出来るのです。
パソコン等のソフトに棋譜通りに入力すれば、評価を見る事も出来ます。

その再現する事を「棋譜並べ」と言いますが、棋譜を採るのは、取る事が目的ではなく、その棋譜を並べる事で振り返り・研究する事に目的があるのです。

打って終わり、ではなく、打って振り返って次に繋げる・・・
学校の勉強やスポーツでも同じ事が言えると思います。

テストの答え合わせや、スポーツではフォームの確認等、オセロも強くなろうと思ったら、勝ちたいと思うなら、打つ→振り返る→打つ・・・の繰り返しが有効になってきます。

3.棋譜の提出
大きな試合になると棋譜の提出をする場合もあります。
こういったものはオセロニュースに掲載されたり、棋譜集に使われる事もあります。

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◯オセロの棋譜使い方

オセロを盤に並べる『棋譜並べ』(再現)
オセロの棋譜は自分が採るだけではありません。

オセロの本、特に故・長谷川 五郎元会長の本には過去の棋譜がたくさん掲載されています。
世界選手権や全日本選手権、名人戦などの棋譜がたくさん見られます。
日本オセロ連盟会員に送付されるオセロニュースにも全国大会や世界選手権の棋譜が掲載されます。
先人達も棋譜を採って研鑽を積んできたのです。

そういった棋譜を見ながら、盤に並べて再現する事を『棋譜並べ』と言います。

自分の棋譜を並べて振り返る事も強くなる為に必要な事ですが。
強い人たちの棋譜を並べて、強い人が何故そこに打ったのか考えてみる・・・使えそうな打ち方は取り入れてみる事も上達の近道になるでしょう。

仮に大きな大会で対戦するような相手であればオセロニュースで棋譜が出ている場合もありますので、相手の研究をすることも可能です。

◯まとめ

棋譜を採る目的は棋譜並べをして上達へ繋げる・・・
それを省略して、アプリ等で打って振り返りもする事を繰り返せるのが、現代の主流でしょうか。
筆者は昭和生まれなので、実際に盤で並べる事に良さを感じますが、平成生まれの若い人たちには失われてしまっている感覚なのかもしれません。
ともあれ、オセロの大会ではアプリ等の画面は使わず、実盤を使いますので、棋譜を採ったり並べたりは出来るに越した事は無いと思います。

尚、有段者の中の一部の人達は、棋譜を書かなくても、盤面に再現をサラサラと出来る人達もいます。
更にその一部の人は、盤面や石を使わずとも、棋譜用紙に直接、手順を書いていく事の出来る人もいます。
棋譜並べをしたりしなかったり、どんな経緯であれ、強くなった人達の出来る名人芸でしょう。

それをしたい、という方は・・・オセロを続けてください。
何十年とやってきている人達の技に近付くには、継続するしかありません。
継続こそ最大の力であり、才能であるのです。

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